2012年8月24日金曜日

1日目前編 羽田から新千歳空港そして札幌へ

羽田初6:55に乗る。
今回は帰りの便が遅くなり終電が無くなるため、原チャリで空港へ。
羽田空港には、二輪駐車場がある。料金は1日500円。
自動車は1日1500円。


新千歳空港へは8:30到着。
そこからレンタルバイクのあるイーグルモーターサイクルの南郷13丁目駅へ移動。

快速エアポートの車窓


南郷13丁目駅から徒歩でレンタルバイク屋へ。
札幌は涼しいと思っていたが、この日は快晴で気温31度。
照りつける太陽。

10時にレンタルバイクへ到着。
2泊3日のレンタル料は40000円。(1日目2万、後二日は半額の1万ずつ)
車種はNinja1000 ABS 排気量は名の通り1000cc。

1泊1万円程度の車と違って、お高いですね。
バイクは季節ものでシーズンオフはほとんどレンタルされないし、レンタルバイクやってる店が少ない、壊れやすいなどいくつか理由が考えられます。


・交通費
羽田-新千歳スカイマークWEB10割で片道13800円
新千歳空港から新さっぽろまでは850円そこから地下鉄南郷13丁目駅へは240円


いよいよ旅の本番レンタルバイクに乗り換えます。

1日目後編 札幌から稚内へ


1日目後編 札幌から稚内へ

レンタルバイクに乗り換えて、札幌市内を出発。
市街地を迷いながらも、目的のオロロンラインに乗る。

海沿いの道オロロンラインで稚内を目指すことにします。
名の由来は、オロロン鳥から来ているそう。
NHKの小さな旅「風をきり 北へ」でも紹介されましたが、バイク乗り憧れの道です。


GPSロガーにて取得した実際に走行した道のり



オロロンラインの途中

風車と海が見える。天気は良い。

この時点ではピカピカのバイク






セルフタイマーで写真を撮っていると、気を利かせてくれたライダーが
写真撮りましょうか?といって撮ってくれた。
しかし、海が写ってない・・

北海道へは一人で来ても様々な人と交流できます。
道でライダー同士がすれ違ったら手を振るのがマナーみたいになっています。
6年前は、ピース程度だったのですが、大きく手を振ってくれる人が増えました。
走りながらなので、危険なこともありますが、、

オロロンラインを北上し、留萌に到着。

留萌(るもえ)の黄金岬




留萌では暑さのピーク。30℃は余裕で超えていました。
「るもえ」は、並び替えると「もえる」です。(どうでもいい)



留萌郡



ここで遅めのお昼ご飯(おびら番屋

オロロンライン果てしなく続く道








上平グリーンヒルウインドファーム
39機のプロペラ




北緯45度のモニュメント

あまり速くなさそうな自転車で来てる人も居た




  道内を走っていると、自転車で走っている人を時々見かけますが、こんな広大な道を走るなんて、バイクに比べると相当しんどいでしょうね。頭が下がります。


どこまでも続く道。日も落ちてきた。




反対側

長く続く平坦な道で左は海、右は広大な草原を見ることが出来ます。

夕日が沈む利尻山


夕日が沈み感動的な風景です。

しかし、この広大な道を走っていたら、なんとガソリンがもうほとんどない!
札幌から全く入れていませんでした。
最後のメモリが点滅するくらいに。この時点で稚内まで後20キロ。
ドキドキしながら走る。




連泊するおやど天翔。素泊まり3800円。



なんとか稚内に到着。無事ガソリンスタンドを発見。助かりました。


稚内市内の民宿へ。
19時頃到着。朝10時に札幌を出て9時間の旅でした。
この日の走行距離は320kmでした。(東京から名古屋くらいまでの距離)


民宿の風呂は入りませんでしたが、徒歩5分の所に稚内温泉「港の湯」があり、食事とビールがセットで1500円という破格なのでおすすめ。ビールも食事もおいしい。


さらに、今回は行けなかったがバイクで15分くらいのところに、
日本最北の温泉「童夢」もあります


この日は温泉でゆっくりして、22時頃就寝。お疲れ様でした。

明日は利尻、礼文島へ。

2日目前編 フェリーで利尻昆布の名産地 利尻島へ



2012年8月23日木曜日

2日目前編 フェリーで利尻昆布の名産地 利尻島へ

バイクは民宿においたまま。利尻島まではフェリーで。

フェリーで持って行こうとすると4000円くらいかかるため、断念。
ただ、ヘルメットは持って行った方が良い。なぜなら半ヘルしかレンタルできないからです。





利尻行きのフェリー。意外と大型。500人程度乗れるよう。



2等席。自由に座れる。中には寝れるスペースもあり。

稚内を離れる船

宗谷岬ウインドファームの風車が見える



7:10発、利尻9:10到着のフェリーで利尻島へ向かう。
フェリーに乗ると、小学生の団体旅行客が騒いでいた。

こんな広いフェリーは初めて乗ったので、船内をいろいろ回ったり、
海から見える島の写真を撮ったり。

しかし、波が高くなってきて、かなり揺れる。
どこかに捕まらないと立っていられないくらい。
小学生団体たちは、まるで絶叫マシンに乗ってるかのように騒ぐ。

そうこうしていると、気分が悪くなってきたので、休む。
普段乗り物酔いしないので、この感覚は久しぶり。


非常に波が高いのが分かる

利尻島に到着


寝転がって休んでいると、なんとか体調が良くなって、船を降りる。
小学生たちは、大人数がやられていた。
船をなめちゃいけないね。
いよいよ島に近づき、利尻山が見えてきた。

利尻山

いよいよ利尻島に上陸です。

2日目中編 利尻島一周


2日目中編 利尻島一周


利尻島は、利尻昆布の有名な産地。
また、2012年公開の「北のカナリアたち」という 吉永小百合の映画のロケ地でもあるようです。


島に到着後すぐにレンタルバイク屋へ、レンタル料は原チャリ1時間1000円、3時間以上3000円。ガソリン代は込みという良心的。
13:10には礼文島行きのフェリーに乗る予定だったので、3時間借りる。

レンタルバイク屋の兄さんによると利尻島は島一周54km。急げば1時間で回れる。
いろいろ観光しても3時間くらいだそうだ。


展望台

まずは、姫沼へ向かう。
途中には、展望台がある。
そこで、レンタカーのおっちゃん二人に写真撮影を頼まれる。
今時、バカチョンカメラ。
そしてなぜか彼らは姫沼へは行かず、手前にある展望台で満足して帰って行った。




姫沼
姫沼へ到着。

ここでもカップルに写真撮影を頼まれる。
「看板とか入れた方が良いっすかねー」などと聞いてみるが、いや別に良いよなどと軽くあしらわれる。(なんだよー)

別名利尻富士とも言われる。

曇ってるが、湖面に映った利尻山が綺麗に見える。




姫沼を後にし、オタドマリ沼を目指す。
ここで一眼レフを首からかけて、走りながら撮影するという技法を編み出す。
これで撮影が楽になった。

走りながらの撮影


レンタル原チャリ50cc
原チャリでも十分回れる島です。

ほのぼのとした道

直売所


高級な利尻昆布

安いバラ売り



途中利尻昆布生産直売所を発見。
本場の利尻昆布をお土産に買う。


直売所では、お姉さんがいろいろ説明してくれた。
養殖と天然があり、天然は2倍くらいの値段。
だが、味はほとんど変わらないそうだ。
形が整っているもの(長いやつ)は高い。高いものだと2000円。
端切れはその半額。特に誰にあげるつもりでもないので、
端切れを購入。

ついでにとろろ昆布も。
おまけで根昆布を入れてくれる。

このとろろ昆布。味噌汁に入れると超うまいです。



オタドマリ沼へ到着。
観光地って感じで人が多く、にぎわっている。








特にお土産コーナーが充実で店員のおばちゃんたちの大攻勢。
昆布ゼリーをくれる。これはいまいちだった。
昆布〆とサービスの熊笹茶はうまかった。


そこにフェリーでも遭遇した小学生の団体が到着。ざわざわ・・お土産が大量に売れる。

俺もつられて昆布のおやつと試食で食べた昆布の佃煮を購入。

沼を後にし、島一周を再開。

民家で干される利尻昆布。

途中民家では、利尻昆布を干している姿が見れる。
アスファルトの上じゃなく、もっと綺麗なところに干してほしい・・


篠崎公園のアザラシ。えさも売っています。

オニユリ。珍しいものではなく、日本全国にあるらしい。

謎の花

しつこく利尻山。


篠崎公園を後に見返展望台を目指す。

集落

麗峰湧水

麗峰湧水では、湧き水が飲める。
冷たくて美味しかった。地元民も汲みに来ている。



下に見えるのが昆布

利尻昆布らしきもの(こんなにあるってことは違うのかな・・)


利尻山

利尻山の周囲の道路を走っているので、いたるところから利尻山が見えます。
形が富士山に似ていますね。

消防署前にある謎のキャラクター像。でかい。肖像権大丈夫か?


見返台公園展望台へ到着。
途中で坂が急にきつくなって、登れない。
時速5kmでも出るならましだが、0kmなのでどうしようもない。
なんとか行けるって教えてくれたレンタル原チャリの兄ちゃん、これは無理だよ・・

原チャで峠を攻めつつ引き返すことにする。


原チャリで登って行く

ここまではたどり着いた

これ以上は原チャリの限界で登れず。

原チャで下りを攻める

朽ちたバスと利尻山

のどかな風景

ツーリングマップルにも掲載、手作り乳酸飲料ミルピス

空港もある。



そうこうしていると、時間がぎりぎりになってしまう。
13:10フェリー出発なのに、13:05。
さらには、時計も遅れていたので、実際は13:10に乗ったらしい、、
裏から乗ってくださいと言われる。ダッシュ乗船して、後ろを振り返ったら出発したので、ほんとにぎりぎりセーフだった。

次は礼文島へ

2日目後編礼文島