船室内。広々としていて、寝ることも可能。
鳥も歓迎
大きく旗を振って出迎えるユースホステルの人
後で知ったことだが、礼文島のユースホステル桃岩荘は何やら変わったところらしい。
礼文島に着いたのもつかの間、手持ちのお金が7000円しか無いことに気づく。
稚内でもおろそうとしたが、セイコーマートしか無く、ここにはコンビニATMが無い。
7000円ではウニ丼食ってレンタルバイク借りたらフェリーに乗れない!
観光案内所でATMは無いかと聞くと、建物を出て漁協の1F
黄色い建物なんですぐ分かりますよとのこと。
行ったらすぐ分かるとのことなので、行ってみる。
行くと黄色い建物が二つあるじゃないか。
とりあえず、一つ目に入っておばちゃんに聞いてみる。
一本違う道で信号まで行くと信金がありますよ。と。
案内所で聞いた話と違うため、おばちゃんの話を無視して、もう一つの黄色い建物へ。
お店で化粧の濃いめの人に聞いてみると、「郵便局しかないっすねー」という返事。
なんでしゃべり方がギャルっぽいんだ?
郵便局で自分の持ってる「みずほ銀行」が使えるか少々不安だったが、大丈夫だった。
提携手数料105円。無事財布が温かくなったところで、先ほどの黄色い建物に戻る。ここではウニ丼が食べられる。この旅には、実はここのウニ丼を食べにきたようなものなのです。
改めて1Fを見るとマリンバンクというのがあるじゃないか。
これは、銀行と認識されてないってことなのか。
黄色い建物 漁協の建物で海産物が売っている。
離島にもあります。郵便局
海鮮処かふか メニュー
ウニいくら二色丼(2200円)
プチプチの皮が異様に固い。歯で感でも潰れないことがあるくらい。
皮は薄い方が美味しいのかもしれませんが、、人生一番固いいくらでした。
1日目の刺身も本州のものより歯ごたえがあった。
何故そうなのかは不明ですが、魚の新鮮さとか、寒い海で育っているとか理由があるのでしょう。
ちなみに、この店からウニを取り寄せることが出来ます。
そもそも、ここに来たのは、去年自分が取り寄せたウニを取り寄せ元で食べたいというところから始まっています。というわけで、ウニ丼を食べることが、この旅一番のメインイベントなのです。
ここでウニ嫌いな人へのうんちく。
ウニは取り出してから二日程度でぐちゃっとしてしまいます。スーパーや寿司に使われているウニの多くは、この型くずれを防ぐため薬品のミョウバンにつけられて固められています。なので、薬のような味がして美味しくないのが多い。しかも鮮度が悪いと生臭さがプラスされます。それでウニが嫌いになる人が多いのです。
一方、新鮮なウニは漁港やお取り寄せすることでミョウバンではなく、塩水につけられた塩水ウニを食べることができます。ウニ本来の味と言えます。
ウニの品種はエゾバフンウニ(赤ウニ)、キタムラサキウニ(白ウニ)などがありますが、キタムラサキウニは色が薄くあっさりしています。一方濃厚な味のエゾバフンウニ。一般的には、エゾバフンウニの方が、美味しく高級とされています。
その中でも礼文島のウニは高級料亭でもよく使われる利尻昆布を食べて育っています。
礼文島では夏の間しか漁が許されていませんので、それ以外のシーズンでは冷凍ものしかありません。本当においしいウニは今しか食べられないという訳です。
食べたい人は、初夏から8月中旬くらいまでに取り寄せるか礼文島に行きましょう。
エイの一種かすべ
かすべ。エイを煮込んだものらしいです。
ウニ丼を満喫して、レンタルバイク屋へ。
既に15:00になっていて、フェリーは17:30出発、
レンタルバイク屋は17:00に閉まるそうだ。
澄海岬までは、片道40分だそうで、スコトン岬とどっちかしか行けないねー、
泊まっちゃえばー?とか言われたが、計画があるのでそうはいかない。
しかも、地図を見る限りどっちも行けるだろうと予想。(人の言うことはあまり信じない性格)
レンタルバイクは100cc以上は2時間3500円。50ccだと2500円。
利尻島は、燃料代込みだったが、こちらは燃料満タン返し。
銀行でお金おろしたこともあり、懐具合が良いので125ccをレンタル。
125ccのPCX
久種湖
澄海岬
澄海岬では、中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」PVの撮影が行われた。
澄海岬と書いて「スカイ」
天気良く颯爽と走る
凄いところに民宿が。
スコトン岬
最北限のトイレ
ちなみに、中は汚い。
スコトン岬 限定昆布ソフト300円
昆布の味はしない昆布ソフト。お店にはうに寿司なども売っている。
また利尻島
行きは団体さんが入って行ってたのだが(15:00ごろ)。残念。
時間が余ったので、反対側の知床というところに言ってみた。
集落と民宿がいくつかあったが特に面白いものは無し。
礼文島の知床。北海道の知床にも似ている(行き止まりな所が)。
私有地のため行き止まり
17:00ぎりぎりにバイクを返却。最終の17:30のフェリーまで時間があったので、お土産屋へ。5つくらいあるお土産屋の一つで探していると、おっちゃんが声をかけてきた。どこから来たの?「川崎です。」「え?横浜?」と全然会話が噛み合ない。
大丈夫かこのおっちゃん・・
それでも、道内の人はウニせんべいを指名買い、これが一番人気というという情報を得て購入。それに礼文、利尻の地図入りバタークッキーをチョイス。
会話も面倒になり、お土産を購入して店を見ていると、他のお客さんが。
なんと会話が噛み合っている・・・!
大丈夫じゃないのは俺の方でした。
この日最終のフェリーに乗って稚内へ。
フェリーではちょうど日の入りの時間帯。非常に幻想的な風景が見られました。
フェリーから見える夕日
月も見えてきた
民宿近くの「みなとの湯」でまたも温泉に入り、明日の計画をたててから就寝。
いよいよ帰ります。
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